​学会長挨拶

​第16回熊本作業療法学会

​学会長  渕野浩二

 穏やかな春の陽射しに包まれる中、5月1日に新元号は「令和」となり新年度が始まりました。当士会の平成の時代を振り返りますと、平成元年度(1989)に第11回九州理学療法士・作業療法士合同学会が開催され,平成6年度(1994)には熊本県より社団法人の認可を取得し、現在は会員数1,550名 の職能団体として活動を続けています.令和元年からは九州理学療法士・作業療法士合同学会が第一回九州作業療法学会(6月開催予定)として新しくスタート致します。時代の移り変わりとともに工夫を凝らし、継承していくことを強く感じています。

 

 さて、今回、第16回熊本作業療法学会を2020年3月8日(日)に熊本総合医療リハビリテーション学院におきまして開催いたします。本学会のテーマは『「起 点」~これからの作業療法教育と臨床実践(研究)~』です。2020年度より施行される理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則の改定に伴い、作業療法の養成教育においても大きく『教育パラダイムの転換期』を迎えることとなります。この指定規則の改定は今後の作業療法発展に大きな起点となるものと考えられ、更に臨床実習においては、作業療法参加型臨床実習として教育現場と臨床現場の連携が必要不可欠となります。また、臨床実践においても作業療法研究との連動が重要性を増し、作業療法エビデンスが求められることは言うまでもありません。作業療法を取り巻く実情も社会保障はめまぐるしく変化し、2025年度の「地域包括ケアシステム」や「医療改革プラン」の体制づくりに向かって取り組みが進められています。このような時代背景の中、この学会が個々の作業療法士、職能団体としての作業療法の更なる『起 点』となるような機会に出来ればとの熱い想いと強い願いを持っています。

 現在、会員の皆様に満足していただけるような会になります様、学会運営員一丸となって準備をしております。本学会の趣旨をご理解いただく共に、皆様方のご参加・ご発表を心よりお待ち申し上げます。